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【最終話】スキルなし30歳がWEBデザイナーに。私が伝えたい、未経験転職を成功させる3つの真実

目次

私の地獄巡り、これにて終幕

パワハラからの逃走、書類選考での秒殺、心をえぐった社長の一言、就職率10%の職業訓練校、出口の見えない就活トンネル、そして1週間で辞めたブラック企業…。

私の地獄巡りも、これにて終幕です。まるで、ロールプレイングゲームのラスボスを倒し、エンディングを迎えたような気分です。現在、私は事業会社のWEB担当として、自社サイトの制作やECサイトの立ち上げ、時には社内ネットワークの管理まで、楽しくも忙しい毎日を送っています。あの頃の私からは想像もできない、充実した日々です。

ここまで読んでくださった、未来のWEBデザイナーであるあなたへ。最後に、私の経験から学んだ、本当に大切な3つのことをお伝えします。これは、私が血と汗と涙と、そして少しの自虐ユーモアを込めて得た、尊い教訓です。

未経験転職を成功させる3つの真実

1. 未経験からの転職は可能。でも「楽」ではないと知る

まず、希望を打ち砕くようで申し訳ないですが、これだけは伝えておきたい。

未経験からWEBデザイナーになるのは、正直めちゃくちゃキツイです。私のように、心がささくれ立ち、豆腐メンタルが粉々になる瞬間が何度も訪れるでしょう。まるで、WEBデザインの神様が「お前にはまだ早い!」と試練を与えているかのようです。「なんとなく」の気持ちで足を踏み入れると、確実に心を折られます。

でも、諦めなければ道は必ず開けます。本気で「なりたい」と願い、行動し続ける覚悟があるのなら、あなたにも可能性はあります。私ができたんですから、あなたにできないはずがありません。たぶん。

2. スキルで勝てないなら「別の武器」で戦え

未経験者は、経験者にスキルで勝てません。当たり前です。私もそうでした。Photoshopのレイヤーすらまともに扱えなかった私が、いきなりプロのデザイナーと肩を並べられるわけがありません。ならば、同じ土俵で戦う必要はありません。

私の場合は「計画性」でした。あなたには、どんな武器がありますか?前職で培った「コミュニケーション能力」?「顧客への提案力」?「緻密な事務処理能力」?それらは全て、WEBデザイナーの仕事で活かせる強力な武器になります。スキルがないことを嘆くのではなく、自分だけの武器は何かを考え、それを徹底的にアピールしてください。履歴書は、あなたの「武器庫」です。魂を込めて、最高の武器を並べましょう。

3. 狙い目は制作会社より「事業会社のWEB担当」

WEBデザイナーと聞くと、クライアントのサイトを作る「制作会社」をイメージしがちです。しかし、制作会社は即戦力を求める傾向が強く、未経験者には狭き門です。私も何度か門前払いを受けました。まるで、高層ビルの入り口で門番に「お呼びでない」と言われているかのようです。

私がお勧めしたいのは、私が今いるような「事業会社のWEB担当(インハウスデザイナー)」です。自社のサービスを育てるのが目的なので、純粋なデザインスキル以上に、先ほど述べた「別の武器」が評価されやすい傾向にあります。まずは事業会社でWEB担当としての経験を積み、そこからキャリアを広げていく。これは非常に有効な戦略です。

そして、そのための第一歩が「履歴書・職務経歴書」です。面接官に「会ってみたい」と思わせる、あなたの情熱と計画性、そして武器が伝わる書類を作る。一枚一枚、魂を込めてください。私が書類選考通過率を8割まで上げた方法は、また別の記事で詳しくお話ししたいと思います。信じてください、履歴書はあなたの分身です。魂を込めれば、きっと伝わります。

おわりに

以上が、私が30歳スキルなしからWEBデザイナーになるまでの一部始終です。この長い長い地獄巡りにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

このブログが、かつての私のように、暗いトンネルの中で一人震えている誰かの、小さな光となれば、これほど嬉しいことはありません。

あなたの挑戦を、心から応援しています!

(完)

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