会社員として働きながら、ずっと「このままでいいのかな?」と考えていた時期がありました。
というのも、私が入社した会社は、いわゆる派遣会社で(入社するまで気が付かず。。。)派遣先は大手某自動車工場に派遣されて働いていました。
私のいた部署は、基本的に残業が当たり前で、毎日22時とか23時まで働く日々。しかし、派遣なのでお給料はそこまで。。。
という感じでしたので、日に日にこのまま一生派遣のままでいいのだろうか。。。と、思うことが多くなりました。
最終的に辞める決断をしたのは上司たちからのパワハラによる精神的苦痛でした。
私は強面のチンピラみたいな先輩と一緒に業務にあたることが多かったです。(いわゆる教育係的な?)言葉遣いは乱暴だし、教えてもらったことは一度でもミスをすると、それはもう大変怒られました。。。
入って数週間で『殺すぞ』と言われた時は、入るところ間違えたと思いました。。。
それでも5年頑張りました。その頃には先輩から口撃はだいぶ減りました。
そんな中、部署内で大きな配置転換がありました。
先輩とはプロジェクトが分かれ、一緒に仕事をすることがなくなりました。
これで解放されるぞ!と心が少しウキウキしていましたが、次の上司は役職で言うと、3つぐらい上の方でした。
お偉い方が上司になり、少し…いや、だいぶ身構えていましたが、常にニコニコしていて結構冗談なんかも言ってくれる面白い人でした。
そう、この人こそが、私の退職へと追い込んだ張本人なのであります!
一見、ニコニコしていい人そうに見えますが、常に理責をしてきます。しかも本人は無自覚。。。
答えられないと、とてもそっけない態度で嫌味を言われます。
まだ前の先輩のようにストレートにドカンと言ってくれた方がよかったなと思いました。
※ 理責…理屈で人をやりこめること。
残業は多く、休みの日でも頭の中は仕事のことでいっぱい。
おまけに上司は常に理責で精神的に参っていました。
そんな毎日についに限界が来て、思い切って転職活動を始めました。
(本当は仕事に行けなくなるぐらい精神的に来ていました。。。。MU5(マジで鬱る5秒前みたいな。。。))
転職活動で直面した“理想と現実”
転職サイトやエージェントを使い始めると、求人情報はキラキラした言葉であふれています。
「ワークライフバランス重視」「アットホームな職場」──でも実際に面接を受けてみると、必ずしもその通りではありませんでした。
特に驚いたのは、
- 面接で聞かれたことの多くが「なぜ辞めたのか」
- 想像以上に自己分析を深掘りされる
- 自分の希望条件を整理しておかないと、あっという間に話が流される
という点でした。
正直、準備不足で失敗した面接もいくつもあります。
転職して良かったこと
もちろん大変なことも多かったですが、転職を通じて 「働き方を自分で選ぶ感覚」 を得られたのは大きな収穫でした。
今の職場は前よりも給与は少し下がりましたが、
- 自分の時間が増えた
- 新しいスキルを学ぶ意欲が湧いた
- 何より心が軽くなった
というメリットを強く感じています。
これから転職を考えている人へ
僕が伝えたいのは、転職自体がゴールではなく、
「自分がどう生きたいか」を整理することが大事 ということです。
求人票はあくまで“表紙”でしかありません。
本当に大切なのは、自分がその環境でどんな日々を過ごしたいのか。
それを明確にできれば、転職は「逃げ」ではなく「選択」になります。
まとめ
転職は確かに不安も多いですが、行動することでしか見えない景色があります。
僕自身、悩んでいたときには想像もしなかった今の生活にたどり着きました。
もし少しでも「今のままでいいのかな」と思っているなら、
一歩踏み出す価値はあると思います。
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